Bright!FRONTEO Official Blog

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【セミナーレポート】第2回「KIBIT Patent Explorerユーザー勉強会」を開催いたしました

2017年9月25日
ビジネスソリューション本部

人工知能を活用した特許調査・分析システム「KIBIT Patent Explorer」は、2015年10月末の提供開始から間もなく2年が経過しようとしています。その間、ユーザー企業の皆様のご要望を反映し、何度もバージョンアップを繰り返すことで、より使いやすく、高機能に変化を遂げてまいりました。
4月末にはご導入いただいている12社25名の方々にご参加いただき、活用を促進するための「第1回 Patent Explorerユーザー勉強会」を開催。盛況のうちに終了いたしました。
そして今月、9月5日(火)に2回目の勉強会を開催いたしましたので、その内容をご紹介させていただきます。

9月5日(火)、全国から19社30名のユーザー企業の皆様をお招きし、都内某所にて「第2回 KIBIT Patent Explorer ユーザー勉強会」を開催いたしました。

当日はイーパテント 野崎様による特別講演から始まり、PLASDOCオンライン研究会(ブリヂストン)の太田様、キリンの平尾様による2つのユーザー講演、そして当社FRONTEOからのアップデート、最後に質疑応答・ディスカッションと続きました。

株式会社イーパテントの代表取締役社長、野崎様による「人工知能と知財業務への活用」と題した最初のセッションでは、人工知能活用の変遷を紐解きつつ、特許検索・分析業務フローにおける活用範囲と効果的な使い方、付き合い方についての考察をお話いただきました。

これからの時代、業務の自動化、効率化は当たり前で、そこで生まれた時間を何に振り分けるかが重要であり、人工知能時代に必要な知財情報人材のスキルとしては、コミュニケーションと知識のストック、そして意思決定である、と締め括られました。

続く1つ目のユーザー講演は、PLASDOCオンライン研究会におけるPatent Explorerの検証と活用方法の検討結果について、株式会社ブリヂストンの太田様よりお話いただきました。

PLASDOCオンライン研究会は、主にポリマーに関する情報検索についての情報収集・情報交換・研鑽を目的とし、1980年に18社の化学メーカーの参加により発足された団体です。現在は、旭化成、出光興産、JSR、昭和電工、住友化学、積水化学、ダイセル、東ソー、JNC石油化学、ブリヂストンといった法人企業の会員が、希望するテーマについてグループ毎にワーキングを実施。毎年6月の総会にて成果を発表されています。
今回は、2016年度のワーキングテーマとして発表された内容から、
①化学分野における先行技術文献調査への活用検討
②化学分野における日本/米国無効資料調査への活用検討
③公報仕分けへの活用検討
の3テーマについて解説いただきました。
語数が少ない請求項や化学式を含むような場合でも、発明の効果(目的)を解析軸に加えることで高い効果が発揮されるなど、非常に有意義な検証結果をご報告いただきました。

続いて2つ目のユーザー講演では、キリン株式会社の平尾様より、
①アセスメント(侵害)調査
②無効調査におけるPatent Explorerの活用方法と有効性
の2テーマについてご講演いただきました。

侵害調査では、最適な教師データの表現方法について、以下の2つの検証結果をご報告いただきました。

・ 商品の特徴に直接関係のない商品の基本構成要素は記載すべきか?
・ 商品特徴の物質名以外にその上位名称の記載は有効か?

また、無効調査では非特許文献を使用した場合の評価として、ニュースリリース情報を取り込んだ場合、特許情報と同様に重要情報を評価できるか検証された結果を解説いただいています。

最後に解析結果を評価する際の工夫を共有いただき、平尾様のセッションは終了いたしました。

FRONTEOからのアップデートでは、コンサルティング部の古田より、10月に控えているバージョンアップの内容をご紹介させていただきました。

Patent Explorerはユーザー企業の皆様からのご要望を反映し、定期的にバージョンアップを図っており、10月1日には以下の4項目が実装される予定です。
①特許データの追加
②ユーザーインターフェースの改善
③解析軸作成上限設定機能の追加
④CSVエクスポート項目の拡充

そして休憩を挟んだ後に行われた質疑応答・ディスカッションの時間は、参加者の皆様から事前にいただいた質問に対し、それぞれ実践されている他のユーザー企業の方からご回答いただく形式で進みました。
前回よりも運用面についての質疑応答が活発に交わされたことから、導入企業様においてPatent Explorerが特許調査業務の中でも運用ベースに乗ってきていることが伺えます。

勉強会終了後に執り行われた懇親会では、冒頭、当社代表取締役社長の守本よりご挨拶をさせていただき、乾杯のご発声は株式会社クラレの中田様に賜りました。

知財担当ではなく研究センターの開発グループリーダーである中田様からは、「特許の専門家ではない開発担当でも容易に利用できることが分かった。今後、研究員の業務効率化を図るツールとして活用していきたい。」とお言葉をいただきました。

懇親会には当社の営業、コンサル、開発部門の社員も参加させていただきました。参加企業の皆様は積極的に名刺を交換され、活発な情報交換により有意義な懇親の場となったようです。最後は当社取締役CTOの武田よりご挨拶させていただき、この日の勉強会、懇親会は終了いたしました。

ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいたユーザー企業の皆様、お忙しい中ご参加いただき、誠にありがとうございました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。

FRONTEOでは、ご導入後1日でも早く運用ベースにのせ、効果的にご活用いただけるよう、使い方をサポートするトレーニングプログラムに加え今回ご紹介したユーザー勉強会を定期的に開催する予定です。
また、これから導入をご検討される企業様に向け、毎月デモを交えて機能をご紹介するオンラインセミナーを開催しています。
Patent Explorerに関する情報、及びセミナー/イベント情報については下記Webサイトをご参照下さい。
http://www.kibit-platform.com/products/patent-explorer/

 

更に11月には一昨年、昨年に引き続き、「2017 特許・情報フェア&コンファレンス」(http://www.pifc.jp/)に出展いたします。

会期は11月8日(水)から10日(金)までの3日間、会場は例年通り東京・北の丸公園にある科学技術館です。過去最大の4小間で出展となるFRONTEOブースに是非お立ち寄り下さい。