【 東京国際法律事務所 / 株式会社FRONTEO共催 オンラインセミナー】
米国訴訟は、日系企業にとって多大なコストと時間的負担を伴い、ビジネス全体に重大な影響を及ぼし得るものと言えます。米国訴訟に対しては、その構造や主要な手続きを正しく理解し、日本側から主体的かつ適切なマネジメントを行うことで、より効果的かつ戦略的な対応が可能となります。
本セミナーでは、米国訴訟の全体像を概観しつつ、特に負担が大きくなる傾向にある「ディスカバリー(証拠開示)」手続きに特に焦点を当て、以下のポイントを実務的観点を交えつつ解説する予定です。
・米国訴訟の全体像
・米国訴訟と日本訴訟の主要な違い
・ディスカバリー手続きの概観
加えて、日系企業がディスカバリー手続きにおいて受動的な立場に留まることなく、主体的に同手続きを管理・リードしていくための実践的なアイデアについても、実務経験を踏まえてご紹介したいと考えております。
米国訴訟対応にこれから関わる方はもちろん、基礎的な知識はお持ちで更なる実務対応力を高めたい方にも、有益な内容となるようにご説明ができればと考えております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
◆日時:2025年7月23日(水)15:00 ~ 16:00

美馬 拓也 弁護士
カウンセル
東京国際法律事務所
2009年京都大学法学部卒業、2011年同法科大学院修了。2022年米国デューク大学ロースクール(LL.M.)修了。国内大手法律事務所にて、10年以上にわたり国内外の企業に対し、知的財産権関連の取引・紛争対応に幅広く従事。ライセンス契約、共同研究・開発、ブランド・デザインの保護といった取引実務に加え、米国特許訴訟を含むグローバルな紛争対応に関する幅広い知識及び経験を有する。外資系製薬会社の法務部や日系グローバルメーカーの知財部門への出向経験を活かし、法務とビジネス現場をつなぐ実践的な助言を心がけている。知財及びヘルスケアに関する著書多数。
EXPERIENCE 経歴
2012年12月〜2015年12月 北浜法律事務所・外国法共同事業
2015年 米国外資系製薬会社 法務部出向
2016年1月〜2024年12月 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業
2022年8月〜2023年12月 Okada Law Firm(香港) 出向
2024年 日系グローバルメーカー 知的財産部出向
2025年1月 東京国際法律事務所参画
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