Bright!FRONTEO Official Blog

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自然言語処理AIを使った仮説生成の薬剤性肝障害の新規影響因子探索への応用

●「自然言語処理AIを使った仮説生成の薬剤性肝障害の新規影響因子探索への応用」
薬剤性肝障害(DILI)は臨床試験中止および市販後の撤退の主な原因の一つです。DILI発症に影響を及ぼす因子の解明はその発症メカニズムの理解に有用ですが、通常はそのような因子を発見する手がかりを見出すことすら容易ではありません。
近年、創薬において最も重要なプロセスの一つである標的あるいは適応症探索の仮説生成において自然言語処理AIが活用されています。
本セミナーではDILIと遺伝子の関係に注目し、仮説生成の観点からAIのDILI影響因子探索への適用可能性を検討した研究について紹介します。

●「仮説生成に特化したAI創薬研究支援ソリューション」
疾患との関連性が未報告な標的分子を創薬研究者が発見することが現在、極めて難しくなっています。FRONTEO Drug Discovery AI Factoryでは、大手製薬企業や国際的研究機関で培った豊富な創薬経験とAIに対する深い理解を併せ持つバイオロジストが自社開発の自然言語処理AIを活用し、独自の解析手法を用いることで新規性の高い標的遺伝子とその仮説生成を短期間に複数提案することが可能となりました。
AIとバイオロジストの融合による、創薬研究の大幅な効率化・加速化・成功確率向上への支援について紹介します。

お申し込み、セミナーの詳細はこちら:https://lp.fronteo.com/BP-WBN-20231031-LSAI_Registration.html
 

開催概要

【日時】 2023年10月31日(火) 12:00~13:00
情報交換会 (リアル会場でご参加の方のみ):同日13:00~13:30

【形式】 オンライン(Zoom Webinars)&リアル会場同時開催
※リアル会場ではお弁当・お飲み物をご用意しております。是非ランチョンセミナーとしてご参加ください。

【会場】 日本橋ライフサイエンスハブ LSH-B会議室
(住所  〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-5 室町ちばぎん三井ビルディング8階
※定員20人(先着順です。定員超過した場合はキャンセル待ちとなります)

【参加条件】
フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。

 

 
登壇者


株式会社FRONTEO
執行役員 CTO Drug Discovery AI Factory Executive Officer
ライフサイエンスAI事業本部長 兼 行動情報科学研究所長 CTO
博士(理学)
豊柴 博義

早稲田大学大学院 理工学研究科数学専攻。理学博士(数学、2000年に博士号取得)課程中の1999年より九州大学医学部附属病院の医療情報部にて医療データの統計解析を担当する。2000年よりアメリカ国立環境健康科学研究所(NIEHS)において、データ解析による発がんプロセスの研究などに参加。2004年からは独立行政法人国立環境研究所にて、毒性データの統計解析・疫学研究のデザインとデータ解析の研究に従事。2006年に武田薬品工業に入社し、バイオインフォマティクス分野の研究員、グローバルデータサイエンス研究所・日本サイトバイオインフォマティクスヘッド、サイエンスフェローを歴任。また、臨床試験データにおける遺伝子発現データ解析やターゲット探索、さらに免疫と癌におけるバイオマーカー探索にも携わる。
2017年よりFRONTEOでライフサイエンスAIの開発に従事。ライフサイエンスの領域に特化したAIアルゴリズムを開発。テキストのベクトル化という特徴を生かし、現在までに論文探索、創薬支援、認知症診断支援、転倒予測などのさまざまなAI製品をこの人工知能をベースに開発している。
2019年よりライフサイエンスAI CTO。2021年には執行役員に就任。数学的アプローチによる、AIの社会実装を更に推進する。

 


株式会社FRONTEO
ニューロ言語科学研究所 研究チーム
高木 優奈

日本医科歯科大修士課程修了。2021年4月に新卒でFRONTEOに入社。創薬ユニットで最も若い研究者、DD-BKMプラットフォームの基盤となるKIBIT Cascade EyeやKIBIT liGALILEOのテクノロジーに精通。現在、データサイエンティストとしてAI解析業務を担当。

 

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