Bright!FRONTEO Official Blog

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【7/27開催ハイブリッドセミナー】自然言語処理AIを用いたDrug Repositioningの加速戦略 ~AIで実現する創薬の飛躍的な変革~

◆プログラム

(1)『AIとバイオロジストの融合による革新的な創薬研究支援ソリューション』

疾患との関連性が未報告な標的分子を創薬研究者が発見することが現在、極めて難しくなっています。FRONTEO Drug Discovery AI Factoryでは、大手製薬企業や国際的研究機関で培った豊富な創薬経験とAIに対する深い理解を併せ持つバイオロジストが自社開発の自然言語処理AIを活用し、独自の解析手法を用いることで新規性の高い標的遺伝子とその仮説生成を短期間に複数提案することが可能となりました。
AIとバイオロジストの融合による、創薬研究の大幅な効率化・加速化・成功確率向上への支援について紹介します。

(2)『医薬品のポテンシャルを多面的に評価する新規AIソリューション 「KIBIT liGALILEO」~Drug Repositioningの圧倒的効率化を実現~

新薬創出のためには、10年以上にわたる研究開発と、数百から数千億円という莫大な費用がかかるといわれています。その成功確率は、数万分の1ともいわれており、この状況は大きく変化していません。この状況を改善するために、世の中にある莫大な医学情報から、魅力的な創薬標的を発掘し、早期の段階で対象となる疾患候補やそのポテンシャルを高い確率で予測することが求められています。しかし、莫大な情報量と多岐にわたる評価項目の解析を、人の手によって実施することは非常に困難です。
本セミナーでは、FRONTEO独自のAI技術を用いて開発した、多面的評価システム「KIBIT liGALILEO」を紹介します。本ツールは、創薬標的のポテンシャルを、多面的かつ客観的に評価することで、Drug Repositioning、適応症選定、導入評価などのプロセスの圧倒的効率化を実現します。

(3)質疑応答

お申し込み、セミナーの詳細はこちら:https://lifescience.fronteo.com/webinar20230727
 

【開催概要】

◆日時
・セミナー日時:2023年7月27日(木)12:00~13:00
・情報交換会 ※リアル会場でご参加の方のみ:2023年7月27日(木)13:00~14:00(退出自由)

◆形式
オンライン(Zoom Webinars)&リアル会場同時開催
※リアル会場ではお弁当・お飲み物をご用意しております。是非ランチョンセミナーとしてご参加ください。

◆リアル会場
日本橋ライフサイエンスビルディング  1004会議室
(住所 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11
定員30人(先着順です。定員超過した場合はキャンセル待ちとなります)
 
◆参加条件
フリーアドレスをご利用の方・弊社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はお断りする場合がございます。予めご了承ください。
 

 
登壇者


豊柴 博義

株式会社FRONTEO
執行役員 CTO ニューロ言語科学研究所 所長 兼 行動科学研究所 所長 博士(理学)

早稲田大学大学院 理工学研究科数学専攻。理学博士(数学、2000年に博士号取得)課程中の1999年より九州大学医学部附属病院の医療情報部にて医療データの統計解析を担当する。2000年よりアメリカ国立環境健康科学研究所(NIEHS)において、データ解析による発がんプロセスの研究などに参加。2004年からは独立行政法人国立環境研究所にて、毒性データの統計解析・疫学研究のデザインとデータ解析の研究に従事。2006年に武田薬品工業に入社し、バイオインフォマティクス分野の研究員、グローバルデータサイエンス研究所・日本サイトバイオインフォマティクスヘッド、サイエンスフェローを歴任。また、臨床試験データにおける遺伝子発現データ解析やターゲット探索、さらに免疫と癌におけるバイオマーカー探索にも携わる。
2017年よりFRONTEOでライフサイエンスAIの開発に従事。ライフサイエンスの領域に特化したAIアルゴリズムを開発。テキストのベクトル化という特徴を生かし、現在までに論文探索、創薬支援、認知症診断支援、転倒予測などのさまざまなAI製品をこの人工知能をベースに開発している。
2019年よりライフサイエンスAI CTO。2021年には執行役員に就任。数学的アプローチによる、AIの社会実装を更に推進する。

里見 佳典
株式会社FRONTEO
ニューロ言語科学研究所 研究チーム 担当部長、博士(理学)、MBA

大阪大学大学院修了後、武田薬品工業株式会社に入社。メタボロミクス、プロテオミクス等のオミクス解析とバイオインフォマティクスを活用し、ゲノム創薬やトランスレーショナルリサーチ等を担当。その後、塩野義製薬においてデジタルヘルス事業企画に従事。KIBITとバイオインフォマティクスを駆使して、新たな解析手法の開発を担当。
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