このウェビナーでは、人工知能(以下、AI)およびAIと法律実務の関連について経験を持つ弁護士が、同テーマの概要を解説するとともに、多様なAI、また関連する世界的規模の倫理的考察事項と執行の問題について論じます。
導入部では、弁護士が理解しておくべき機械学習(Machine Learning:ML)AIアルゴリズムの定義、様々なタイプのアルゴリズムと特に次元削減アルゴリズム、AIパラダイムを含むAIと関連技術について紹介します。
続いて、国際的なAIに対する法的・倫理的枠組みとそれに関する考察、AIデータの倫理原則と一般的事例、Future of Life Institute – Asilomar AI Principlesを含む倫理的な枠組みと法律例、IEEE Global Initiative on Ethics of Autonomous and Intelligent Systems、AIに関するOECD理事会勧告、AIの使用に関する米国法曹協会決議第112号、連邦取引委員会による勧奨Aiming for Truth, Fairness and Equity proposals、中国個人情報保護法などについて議論します。
さらに、不公正または偏ったアルゴリズムのユーザーや開発者に対する米国連邦取引委員会法(FTC法)第5条、公正信用報告法(FCRA)、不公正または偏りのあるアルゴリズムのユーザーと開発者に対する消費者信用機会均等法(ECOA)、EUのデータ保護当局についても解説します。
◆タイトル:倫理、AI、そして世界 – AIと法律実務に関連する倫理的考察
◆日時:2022年3月24日(木)9:30 – 10:30
◆利用ツール:Zoom Webinar

パートナー
ベーカー・ホステトラー
Sherer 弁護士は、BakerHostetlerのデジタル資産およびデータ管理グループの新興テクノロジーチームを共同で率い、人工知能ならびに情報ガバナンスの案件を指揮しています。訴訟、取引、規制当局への対応に加え、証拠開示管理プロセス、企業リスク管理、記録および情報ガバナンス、データプライバシー、セキュリティと銀行機密、人工知能およびアルゴリズムの透明性、技術統合問題、関連するM&A、資産購入、事業分割ディリジェンスへの支援も行っています。
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