FRONTEOは、10月24日(木)、25日(金)、東京国際フォーラムで開催された国内最大規模の金融機関向けのITフェア、「FIT2019金融国際情報技術展」に出展しました。
本イベントは、金融総合専門紙「ニッキン」(日本金融通信社)が主催するもので、今回は200社以上が出展し、さまざまな金融機関向けソリューションの展示やセミナー、デモンストレーションが行われました。
昨年に続き2度目の出展となるFRONTEOは、自社ブースにて、独自開発の自然言語処理AIエンジン「KIBIT G2」を活用した「コンプライアンス対策」や「ハラスメント対策」、「業務アセスメント」のソリューション・サービスを紹介しました。
金融業界は、特に規制が厳しい業界の一つであり、コンプライアンス対策が重要課題となっていることもあり、FRONTEOのソリューションに多くの来場者が興味を示していました。
金融商品の販売において、各種規制やガイドラインを適正に遵守し、営業スタッフのコンプライアンス違反を未然に防止することは、企業のレピュテーションマネジメントにおいても重要であり、企業には、これらの対策を講じた上で、さらなる業務効率化や提案力強化を図ることが求められています。
KIBITは、例えば過去に問題が指摘された内容のテキストを、教師データとして学ばせることで、日報などの営業レポートや顧客とのコミュニケーションの内容などを分析し、コンプライアンス違反の危険のあるやり取りをスコアリングして並べます。コンプライアンスコストが増大傾向にある企業において、効率的に対応するための新たなRegTech(レグテック)ソリューションとして活用されています。
また、当社のKIBIT販売パートナー企業でもある「アイネス」様の出展ブースでは、内部監査ソリューションとして「KIBIT」をご紹介いただきました。
25日には、「KIBIT」のユーザー企業でもあるイオン銀行様が、アイネス様ブースにて、「AI x RPA活用による面談記録モニタリング導入と運用の実際」と題した特別講演を行い、イオン銀行様におけるAI x RPA成功事例を紹介されました。
投資信託等の運用商品に関する面談記録のモニタリングを、AI x RPAで効率化し、人の目でのモニタリング件数を60%削減することに成功したというお話には、多くの来場者が足を止めて聞き入っていました。
講演を行った、株式会社イオン銀行 法務・コンプライアンス部統括マネージャー 小杉剛雄氏
FRONTEOでは、「KIBIT G2」の業務活用をさらに広めていくため、今後も展示会やセミナーの出展・開催を進めていきます。遠方にお住まいのお客さまにも当社のソリューションを知っていただけるよう、オンラインセミナーも用意しています。当社AIソリューション・サービスの詳細はこちらをご覧ください。
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