【アンダーソン・毛利・友常法律事務所 外国法共同事業 / 株式会社FRONTEO 共催オンラインセミナー】
欧州外資規制の新たな枠組みと実務の展望
~ 欧州委員会の新規則案と主要国の規制環境を解説 ~
日本企業による欧州への投資案件は近年も堅調に推移し、伝統的な製造業や自動車、化学品等のセクターのみならず、テクノロジーやライフサイエンス、エネルギーといった新しい分野にも日本企業の関心が確実に高まっています。
一方で、コロナ禍や地政学的リスクを背景として、自国の重要な資源や技術流出を防ぐため、国の安全や公の秩序の維持、経済安全保障の観点から(特に先端的分野を中心とする)重要なセクターを新たに事前審査の対象にするといった、外資規制(対内直接投資規制)の刷新が欧州でも活発なトレンドとなっています。
2024 年1 月、欧州委員会は、現行制度の課題に対応するために、欧州連合(EU)の対内直接投資の審査に関する新たな規則案を公表しており、対EU投資への実務上の影響も注目されます。
本セミナーでは、EU・英国の現地法律事務所での執務経験があり、欧州オフィス共同代表の講師が、欧州外資規制の最新動向と欧州でのM&A・投資に際しての留意点を解説します。
【プログラム(予定)】
1. 欧州M&Aとアウトバウンド投資の市場環境
2. EU外資規制の全体像と近時の注目動向
(1) EU外資規制の概観
(2) 2024年1月発表の新たな規制枠組み
3. 欧州主要国の外資規制と実務上の留意点
(ドイツ・フランス・スペイン・英国)
◆日時:2024年5月9日(木)15:00 ~ 16:00
パートナー(ブリュッセル・オフィス共同代表) 金子 涼一 弁護士
特に、EU・英国の大手法律事務所(M&A部門・競争法部門)での実務経験があり、欧州オフィスの共同代表として、日系企業の海外進出、クロスボーダーの買収・投資案件や外資規制・競争法をはじめとする規制法分野でも、現地のプラクティスを踏まえた実務的な助言をしております。
直近の関連する講演として、『FDI – ODI – Economic Security – Trade Wars』(Inter Asia-Pacific Bar Association Annual Conference 2024)、『英文株式譲渡契約で学ぶ クロスボーダーM&A・投資の法務』(金融ファクシミリ新聞社)など。
近時の刊行物として、『欧州法務ニュースレター(2024年2~3月号)』(アンダーソン・毛利・友常法律事務所)、『スタートアップ投資・提携を成功に導くための“進化する”法務対応とは 』(Business & Law)、『(連載)英文契約書の読み方・直し方 専門家による類型別の条項解説』(Business Lawyers)など。
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