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製薬企業向け 販売情報提供活動GL対応セミナーをVeeva Japan株式会社と共催

2020年1月17日

2019年4月に、厚生労働省「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」の運用が開始され、適切な販売情報提供活動を実現するための体制づくりや取り組みが従前以上に求められるようになりました。2019年10月からの全面施行を受け、製薬・医薬品卸企業各社は急速に対応を進めていますが、監督体制の構築や膨大なデータのモニタリング対応には大きな課題があります。

そこで当社は、2019年12月に、ライフサイエンス業界に特化したクラウドベースのアプリケーションを提供するVeeva Japan株式会社と共同で、ガイドライン対応における課題解決方法を紹介するセミナーを開催し、製薬関連各社の販売情報提供活動監督部門やコンプライアンス部門、情報システム部門などから、30名を超す担当者にご参加いただきました。

セミナー冒頭で、Veeva Japan株式会社Commercial Japan ディレクター内田洋亮氏から、新ガイドラインの解釈や、適切な情報提供活動の実現に必要な要素や手順の解説がありました。続いて、低負荷で適切なモニタリング運用を支援するVeevaソリューションの紹介として、製薬企業各社への支援や事例をもとに、不適切な活動が指摘された場合の迅速な対応や是正措置、今後のガイドライン変更等も見据えたデータ管理のポイントが共有されました。

 

次に、当社 ビジネスソリューション第二本部 斎藤匠から、販売情報提供活動のモニタリングにおいて課題となる「モニタリングの網羅性」「監督業務にかかる負担」「評価基準のブレや属人化」を解決するテキスト解析AI 「KIBIT」を用いたソリューションと、MRの業務記録からガイドラインに抵触するデータを抽出しモニタリング業務工数を大きく削減した事例について紹介しました。

セミナーの最後には、MR経験を持つ、当社ビジネスソリューション第二本部 大隅沙緒里を交えたクロストークセッションを行い、企業によって対応方針が異なったり、議論の対象となっている「モニタリング対象とするデータの定義」「自然に・質の高い情報をMRに入力してもらうためには」などについて、意見を交わしました。企業文化の醸成や習慣づけが必要となるテクノロジーだけでは解決しきれない問題や、議論中でまだ明確な答えが出せないテーマも多くありましたが、「様々な見解を聞けて大変参考になった」というコメントを多数いただきました。各社様の議論や課題解決に向けたヒント等を提供できていましたら幸いです。

なお、2月20日には、同テーマのセミナーを大阪にて開催予定です。(一部内容を変更する場合がございます)

ご興味をお持ちの企業様は、是非ご参加ください。

製薬企業向けセミナー 「販売情報提供GLに対する解決策と技術活用」
■日時: 2月20日(木) 14:30 – 17:00
■場所: 第二吉本ビルディング ヒルトンプラザ ウエスト・オフィスタワー8階 (JR 大阪駅(桜橋口)徒歩2分)
■定員:30名 
■参加費:無料
詳細・お申込みはこちらをご覧ください。

◆ KIBITを活用した医療用医薬品の販売情報提供活動に関するGL対応ソリューション
http://www.kibit-platform.com/solution/mgl-solution/

 

 

 

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