デジタルフォレンジックの調査手法やインシデントレスポンス体制について解説するとともに、サイバーインシデントリスクをコントロールするためのサイバー保険や、インシデント対応に詳しい保険会社の活用法などについて、それぞれの分野でお客様を実際にご支援させていただいている両社よりご紹介いたします。
◆タイトル:効果的なインシデント・レスポンス体制の構築とサイバー攻撃の発生に備えた対応
◆日時:2021年6月3日(木)10:00 ~ 11:00
〈セッション1〉株式会社FRONTEO
『 情報漏えい事案のフォレンジック調査事例 』
情報漏えい事案には大きく分けて2 つのケースがあります。1つは外部からの不正アクセスにより組織内に侵入され、情報漏えいにいたる事案であり、もう1つは組織内部の不正者により情報が意図的に持ち出される事案です。
FRONTEO がこれまでに行った2つのケースのフォレンジック調査事例を元に最新の調査手法や組織が持つべきインシデントレスポンス体制に関してご説明いたします。
〈セッション2〉AIG損害保険株式会社
『 フォレンジックの費用などを補償するサイバー保険の説明 』
サイバーインシデントが発生した際に、もし個人情報や機密情報漏洩のおそれがある場合、企業は速やかに原因究明や被害者対応が求められます。それらの対応が不適切であった場合は損害賠償請求を受ける可能性があるなか、リスクの移転方法としてサイバー保険の活用が考えられます。
サイバー保険の概要や、 AIG の保険引き受けスタンスについてご説明いたします。
『 サイバー保険のインシデント対応について 』
万が一の事故の際に保険金の支払を受ける、という一般的な損害保険とは異なり、サイバー保険は、万が一のサイバーインシデントに備えて保険会社のネットワークを買う、という動機でご加入されるお客様が多いのが特徴です。このパートでは、お客様のサイバー保険の加入動機、選択基準の一つとなる、弊社のインシデント体制についてご紹介いたします。
〈セッション3〉
『 AIG 損害保険 × FRONTEO パネルディスカッション 』

・東京電機大学国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)外部講師
・公認不正検査士(CFE)
・EnCase Certified Examiner (EnCE)
大企業・中堅企業セグメント保険部門 経営保険部 シニアアンダーライター 平山 潤
企業損害サービス本部 ファイナンシャルSC 兼 グローバルSC センター長 堤 浩介
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