【 東京国際法律事務所 × FRONTEO 共催リアルセミナー】
企業不祥事が後を絶たない昨今、企業における危機管理対応のあり方が改めて問われています。不祥事が起きたとき、企業はどのように行動し、信頼回復を果たしていけばよいのでしょうか。本セミナーは、講演(前半・後半)と対談パートの2部構成です。講演では、企業不祥事における危機管理対応の最新実務のアップデート、魂の入った危機管理体制をどう構築するか、について解説をした後、対談パートでは、調査過程におけるデジタルフォレンジック調査の課題と有効な活用法について解説します。
講演では、企業不祥事・不正の最新事例をケーススタディ形式で紹介しながら、不祥事を公表するかどうかの判断、調査委員会の体制や調査スコープをめぐる問題、調査委員会の事実認定と捜査・裁判等との関係、子会社の不祥事と親会社のグループ・ガバナンスの問題、独禁法を題材にトップがコミットするコンプライアンスプログラムなど、最近の企業不祥事のホットなトピックを取り上げた後、マネジメント的観点からの不正防止策の重要性について説明します。
不正防止のため、コーポレート・ガバナンス、内部統制の強化は重要ですが、仕組みだけでは組織は動きません(仏作って魂入れず、では道半ば)。欧米流には「トップのコミットメント」と言われますが、その本質は、稲盛和夫氏の名言「動機善なりや、私心なかりしか」と同じです。経営トップや経営幹部が基本理念とそれと連動する価値基準や行動規範を掲げ、組織に浸透させていく、それにより、中間管理職と現場社員を巻き込み、全社員が誇りとやりがいをもって働ける職場環境を作ることが不正防止の近道ではないでしょうか。
取締役、監査役・監査等委員のほか、企業不祥事をどう予防するか、有事にどう対応するか、課題や悩みを抱える法務・コンプライアンス、内部監査部門、その他企業不正・不祥事対応の担当者にお勧めです。
◆日時:2024年10月3日(木)16:00 ~ 19:45


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