2020年9月23日(水)、当社ビジネスソリューション第二本部の茶圓 佳秀(ちゃえん よしひで)が、「技術伝承をAIで」をテーマに、リコージャパン株式会社のWebセミナー「最新テクノロジーと現場の融合が生み出す変革 ~現場の効率化を促すDX推進とは~」にて講演いたしました。
電気機器・鉄鋼・食品・日用品などの製造業をはじめ、物流、建設、交通、システム関連など幅広い業種の企業から多数の方々が聴講されました。
現在、生産現場では、熟練技術者から若手技術者への技術伝承が大きな課題となっています。講演では、FRONTEOのAIソリューションを活用した技能伝承の先進的な取り組みについて紹介しました。
FRONTEOの「KIBIT」は、テキストの解析に特化し、膨大な記録の中から意味のある情報を発見することを目的として開発されたAIエンジンです。生産現場での導入事例として、半導体メーカー技術部における設備故障記録の探索、自動車メーカー技術サポート部における技術サポート回答支援、その他メーカー知財部における過去技術情報探索、化学メーカー技術審査部における過去の設備検査データ検索などが紹介されました。また、FRONTEOと世界トップクラスの大手ガラスメーカーであるAGC株式会社が共同開発したAI Q&Aシステム「匠KIBIT」の概要と活用の実績、導入効果などが示されました。
同セミナーでは、上記のほか、曽良俊介氏(株式会社ユニフィニティ)が「ノーコードを活用した現場のデジタル化」、本多正樹氏(リコージャパン)が「働く現場のコミュニケーション変革」をテーマに講演しました。
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