今回は「エクソソーム」をテーマに論文探索AIを活用します。
エクソソーム(Exosome)は、直径50〜150 nmの細胞外小胞(extracellular vesicle)の一種であり、その表面は細胞膜由来の脂質やタンパク質を含み、内部には核酸(マイクロRNA、メッセンジャーRNA、DNAなど)やタンパク質など細胞内の物質を含んでいます。
近年では、エクソソームが細胞間コミュニケーションの担い手として注目されており、がん、神経疾患、免疫応答など幅広い分野の研究で活発に研究されています。
また体液中のエクソソームは、病気の診断や治療などにも応用が期待されており、実際にエクソソームを創薬標的とした臨床試験が世界中で実施されています。
今回はエクソソームのがん免疫療法における予後予測や治療効果判定のバイオマーカーとしての活用、さらには治療戦略への応用の可能性を探るデモンストレーションを通じて、研究のヒントを得るための「KIBIT Amanogawa」の効果的な活用方法をご紹介します。
【日時】 2025年6月5日(木) 11:40~12:30
※デモ体験会 (リアル会場のみ):2025年6月5日(木) 12:30~13:00(退出自由)
【形式】 オンライン(Zoom Webinars)&リアル会場同時開催
※リアル会場ではお弁当・お飲み物をご用意しております。是非ランチョンセミナーとしてご参加ください。
【会場】 株式会社FRONTEO 品川本社 4階 AI Tech Lounge
(住所 〒108-0075 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル)
※定員10人(先着順です。定員超過した場合はキャンセル待ちとなります)
【参加条件】
フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。
株式会社FRONTEO
ライフサイエンスAI事業本部
営業チーム 担当課長
萩原 啓太郎
東京科学大学在学中に国立がん研究センターでエクソソームとがん悪性化の機序を研究し、理学博士を取得。
その後、産業医科大学で助教を務め、名大ベンチャーヘルスケアシステムズCTOなど数々のベンチャーで役員として活躍。
他にもDNPやアフラック子会社のHatch Healthcareでヘルスケアに関する新規事業の立ち上げに従事し、現在ライフサイエンスAI事業本部にて医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」事業の拡大に取り組む。
株式会社FRONTEO
KIBITソリューション推進統括部
AIコンサルチーム 担当部長
成田 周平
医薬品分析の受託会社にてCMC領域の理化学分析、微生物・細胞を用いた分析、バイオ医薬品分析を経験。その後CROにて事業開発としてPOCプログラムマネージャーを担当し、バイオベンチャーやアカデミアを中心に医薬品開発の早期段階からライセンスアウトまでの事業計画策定やコンサルテーションを行った豊富な実績をもつ。
現在は株式会社FRONTEO KIBITソリューション推進統括部部に所属し、過去の経験から医療業界担当のAIコンサルタントとして活躍。論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」をはじめとしたAIソリューションの導入から運用までを幅広くサポートし、企業におけるAIの最適な活用に向けて尽力。
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