●「AIを活用したIgA腎症の患者層別化バイオマーカー探索:AIと共にバイアスを乗り越える」
推理小説の種明かしに、「やられた~、そんな考え方があったのか・・・」と膝を打った経験をお持ちの方は少なくないと思いますが、これには私たちの経験則・常識によるアンコンシャス・バイアスが関係しています。そして、このアンコンシャス・バイアスの排除こそが創薬研究において高い新規性を得るための鍵である言っても過言ではありません。
慢性糸球体腎炎の一病型であるIgA腎症 (指定難病)では、一般的に尿蛋白値がoscillationしながら増悪します。しかし、一部の患者で(治療の有無に関係なく)寛解するケースも認められ、これが臨床試験の成功確度を下げていると考えられます。
当ウェビナーではIgA腎症における患者層別化バイオマーカー探索を例として、「AIと語らう」ことでアンコンシャス・バイアスを克服できることを実感していただきます。
●「AI創薬支援サービスの機能強化:Springer Natureの600ジャーナルデータを活用」
疾患との関連性が未報告な標的分子を創薬研究者が発見することが現在、極めて難しくなっています。FRONTEO Drug Discovery AI Factoryでは、大手製薬企業や国際的研究機関で培った豊富な創薬経験とAIに対する深い理解を併せ持つバイオロジストが自社開発の自然言語処理AIを活用し、独自の解析手法を用いることで新規性の高い標的遺伝子とその仮説生成を短期間に複数提案することが可能となりました。
AIとバイオロジストの融合による、創薬研究の大幅な効率化・加速化・成功確率向上への支援について紹介します。
またSpringer Natureのジャーナル600誌を解析する新たなサービスの開始を先日発表いたしました。強化されたDrug Discovery AI Factory機能についても合わせてご案内します。
【日時】 2024年4月26日(金) 12:00~13:00
【形式】 オンライン(Zoom Webinars)
【参加条件】
フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。
株式会社FRONTEO
ライフサイエンスAI事業本部
AI創薬チーム 担当部長
中園 豪
福岡大学理学部で応用物理を専攻。
広告業界でBtoB ビジネスにおいてキーアカウントマネジャーとして従事。
製薬業界では主に希少疾患、血液疾患、小児疾患を対象に、MR、マーケティング、学術等を経験。前職は武田薬品工業でエリアマネジャーとして従事。
現在ライフサイエンスAI事業本部にてAI創薬事業の拡大に取り組む。
株式会社FRONTEO
ライフサイエンスAI事業本部 ライフサイエンスAI研究チーム 担当部長
博士(薬学)
林 一己
薬学博士号を取得後、山之内製薬(現アステラス製薬)に入社。炎症・循環器・腎臓領域を担当しリサーチマネージャーとして活躍。ドラッグリパーパシング室立ち上げDR研究に従事。KIBITを用いた解析方法の考案、解析方針立案、解析、仮説生成を担当。
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