防衛大学校 先端学術推進機構 グローバルセキュリティセンター 令和7年度第1回コロキアム「国産AI KIBITを通じて見た経済安全保障について」で守本 代表取締役社長 CEOが講演

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2025.06.20 お知らせ

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防衛大学校 先端学術推進機構 グローバルセキュリティセンター 令和7年度第1回コロキアム「国産AI KIBITを通じて見た経済安全保障について」で守本 代表取締役社長 CEOが講演

株式会社FRONTEO
代表取締役社長 守本正宏
東京都港区港南2-12-23
(コード番号:2158東証グロース)

2025年6月19日(木)、防衛大学校 先端学術推進機構 グローバルセキュリティセンター(https://www.nda.ac.jp/cc/gs/)主催の令和7年度第1回コロキアム*1において、代表取締役社長CEO守本 正宏が「国産AI KIBITを通じて見た経済安全保障について」をテーマに講演を行いました。

同サミットは、創薬力強化につながる創薬エコシステム構築に向けて、今日本が抱える制度面や資金面、人材育成、研究・開発での課題抽出を行い、その課題を解決するための方策について産・官・学・民など多様な創薬に関わるステークホルダーを招き活発な議論を行うものです。そ議論の内容や導き出した方策を、サミットを通じて社会に大きく発信し、日本発創薬イノベーションの活性化に繋げることを目指しています。

同講演では、FRONTEO自社開発の特化型AI「KIBIT(キビット)」を活用した、経済安全保障*2領域におけるサプライチェーン解析や株主支配ネットワーク解析、創薬支援領域における医薬品標的探索*3とその仮説生成*4などに係る可視化事例を紹介しました。

50人を超える参加者が集まり、「KIBITの活用事例は非常に興味深く、多くの示唆を得た」といった感想が寄せられました。

FRONTEOは、革新的なAI技術とソリューション、サービスの研究開発と社会実装を通して、企業・国の経済安全保障対策や創薬支援などに貢献し、社会的重要課題の解決に努めてまいります。

*1 コロキアム:防衛大学校 先端学術推進機構 グローバルセキュリティセンターが主催する、学術的テーマを設けて行われる研究発表会・講演会
*2 経済安全保障:経済上の措置によって経済的な繁栄や安全などを確保すること。企業においては、サプライチェーンの強化・リスク管理、人権や投資先・取引先に係るデューデリジェンス、国内外の法令・規制の順守、技術流出・情報漏えい予防などの対応などが含まれる。
*3 標的探索:薬を作用させる対象とする分子(遺伝子)などを特定するプロセス。薬によって当該分子の機能を抑制または活性化することにより、疾患の治療や症状の軽減を図るという働きの、ターゲットを選定すること。
*4 仮説生成:疾患のメカニズムや、提示する分子を標的とすることが、その疾患の治療において効果的だと考える理由などを可視化し、エビデンスとともに説明すること

 

■FRONTEOの経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」について
 https://osint.fronteo.com/
KIBIT Seizu Analysisは、FRONTEOの自社開発した解析技術を搭載した、経済安全保障対策を目的に、サプライチェーンや企業の実質株主による支配状態などのネットワーク解析を行うシステムです。現在、下記の3つのソリューションを提供しています。

① サプライチェーン解析ソリューション:サプライチェーンにおけるチョークポイント(戦略的に重要な地点)や懸念組織とのつながりの可能性、依存度を把握する
② 株主支配ネットワーク解析ソリューション:複雑なネットワーク上での株主間の影響力を、間接持株比率を補正した独自の手法により解析し、隠れた支配力の伝搬を把握する
③ 研究者ネットワーク解析ソリューション:機微技術に関わる研究開発について、研究者の所属組織などに注目した人脈の分析と、それに基づくリスクを把握する

■FRONTEOのAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」について
 https://lifescience.fronteo.com/products/drug-discovery-ai-factory/
「FRONTEO Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」は、自然言語処理に特化したAI「KIBIT(キビット)」(日米特許取得済)と、FRONTEOの創薬研究者およびAIエンジニアの知見を融合したAI創薬支援サービスです。疾患関連遺伝子ネットワークの解析や、標的候補に関する仮説の構築を通じ、医薬品開発における研究者の意思決定を強力にサポートします。
本サービスはすでに複数の大手製薬企業で導入されており、実績を積み重ねています。

【製薬企業との共創プロジェクト】
FRONTEOと中外製薬、Drug Discovery AI Factoryを活用した標的探索に関する共創プロジェクトを開始
EAファーマとFRONTEO、AIを活用した創薬の標的探索に関する共創プロジェクトを開始
FRONTEOとエーザイ、Drug Discovery AI Factoryを活用した標的探索に関する共創プロジェクトを開始
FRONTEOと丸石製薬、Drug Discovery AI Factoryを活用したバイオマーカー探索に関する共創プロジェクトを開始
FRONTEOとUBE、Drug Discovery AI Factoryを活用したドラッグリポジショニングに関する共創プロジェクトを開始
【アカデミアとの共同研究プロジェクト】
FRONTEOと東京科学大学、「Drug Discovery AI Factory」を活用した新たな創薬標的の探索に関する共同研究を開始
FRONTEOと熊本大学、Drug Discovery AI Factoryを活用した新たながん治療法探索に関する共同研究を開始