【 松田綜合法律事務所 / 株式会社FRONTEO共催 オンラインセミナー】
日本における自動運転の現状と課題について、世界の自動運転と比較しつつ、法制度・技術・社会実装の観点から総合的に解説します。日本の自動運転の基礎的な考え方(自動運行制度)を整理した上で、国内のL4の自動運転事例を紹介し、現行法制度との関係性を明らかにします。
特に、道路運送車両法・国際基準・安全設計ガイドラインなどに基づく安全性要件や、自動運転が道路交通法を順守する場合の問題点、事故発生時の法的責任の所在について、具体的な事例や判例を交えて検討します。また、特定自動運行主任者の義務や遠隔監視体制の実務的課題、AIによる判断のブラックボックス化への対応など、技術と法の接点にある重要論点を取り上げます。
さらに、海外企業の動向、日本メーカーの取り組み、そして自動運転におけるAI技術の進展と法的整備の必要性についても触れ、今後の課題と対応策を展望します。
【開催概要】
◆日時:2025年10月2日(火)15:00 ~ 16:00
◆形式:無料オンラインセミナー
◆ツール:Zoom Webinars
◆登壇者:
岩月 泰頼 弁護士
松田綜合法律事務所 パートナー
自動運転/MaaS関連法務チームリーダー。2019年から名古屋大学客員准教授として自動運転の法制度の研究を開始し、検事のキャリアを生かして自動運転に係る道路交通法や事故時の法的責任を専門にする。国交省第7期ASV推進検討会システム主導WG委員のほか、最近では、名古屋地検や大阪府警において、検事や警察官を対象とした自動運転に関する研修を担当している。
経歴
早稲田大学理工学部応用物理学科卒業
2005年 検事任命 東京地方検察庁、横浜地方検察庁など配属
2013年 松田綜合法律事務所 入所
2019年 東海国立大学機構名古屋大学未来社会創造機構 客員准教授(現任)