- 報道関係者各位 -

FRONTEOの医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」、睡眠ブランド「NELL(ネル)」を展開するMorghtが導入

良質な睡眠を提供する新製品開発に向けたエビデンス探索に活用

2025年09月18日配信

 

株式会社FRONTEO
代表取締役社長 守本正宏
東京都港区港南2-12-23
(コード番号:2158東証グロース)


  株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下「FRONTEO」)と、睡眠ブランド「NELL(ネル)」を展開する株式会社Morght(本社:東京都港区、代表取締役:土井 皓貴、以下「Morght」)は、FRONTEOの医学論文探索AI「KIBIT AmanogawaMorghtに導入されたことをお知らせします。 

FRONTEO_Morght

  Morghtは、ミッションとして「あなたがあなたらしく生きるための、最高の準備を届け続ける。」を掲げ、事業を展開しています。D2C睡眠ブランド「NELL」では睡眠の本質を「準備」と捉え、生活者が睡眠時間以外の生活において最高のパフォーマンスを発揮できるように、「質の高い準備=睡眠」を提供することを目的に、製品の研究・開発を行っています。今回のKIBIT Amanogawa導入は、新製品開発に向けたエビデンス探索を強化する取り組みの一環です。

 睡眠は寝具だけでなく、食品、家電、住宅など生活のあらゆる要素が関わる「準備」によって大きく左右されます。Morghtは、この「準備」をより豊かにすることこそが快適な睡眠をもたらし、人々の一日をより良いものにすると考えています。その実現には、既存の概念にとらわれない発想で睡眠と生活の新たな関連性を見出すことが不可欠です。

 KIBIT Amanogawaを活用することで、睡眠と生活をつなぐ多様な医学的エビデンスを基に、新たな製品開発へとつなげてまいります。

 

KIBIT Amanogawaについて https://lifescience.fronteo.com/products/amanogawa/

KIBIT Amanogawa

KIBIT Amanogawaシステム画面。左上「Space Map」の点は個々の論文を示す

 

 KIBIT Amanogawaは、医学・薬学領域における製品研究開発に必要な「論文探索および仮説生成の効率化・高精度化」を目的に開発された、FRONTEO独自のアルゴリズムを搭載した医学論文探索AIシステムです。

従来、膨大な研究リソースを要していたこれらの作業を大幅に効率化できるだけでなく、AIが網羅的かつ研究者の知識・関心、掲載ジャーナルなどに起因するバイアスを排除した情報を提示することで、研究者は新たな着想を得ることが可能となります。

 疾患名や症状、調査テーマに関する単語や文章、仮説を入力すると、自社開発の特化型AIKIBIT(キビット)」が、PubMedに掲載されている3000万報以上の論文データから、高い類似性・関連性を持つ情報を即時に検出・解析・提示します。

米国国立医学図書館 国立生物科学情報センターの生物・医学領域論文データベース, https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/

 

Morght 研究開発マネージャー 大湖 史朗氏のコメント

「このたびのKIBIT Amanogawa導入にあたり、膨大な論文情報を効率的に探索することで、研究開発のスピードを飛躍的に高められることを期待しております。特に、キーワードに合致する文献探索だけでなく、非連続的な発見を促すDiscovery機能を有している点に大きな魅力を感じています。これにより、これまでにない視点から研究アイデアが生まれる可能性を強く感じております。

 さらに、弊社では今後、睡眠を起点とした多角的な製品展開を構想しています。その実現には、睡眠研究にとどまらず幅広い分野の知見が必要となります。Amanogawaの非連続的な発見アプローチを活用することで、新しいライフルーティンを生み出し、それを製品開発へとつなげることで『睡眠革命』を推進してまいります。」

 

■FRONTEO 取締役/CSO(Chief Science Officer) 豊柴 博義のコメント

「KIBIT Amanogawaは、研究者の論文探索作業の大幅な効率化を図るとともに、AIによる網羅的・アンバイアスな解析の提示により、研究者に新たな発見や想起させることを目的として開発された、自然言語処理に特化した自社開発の特化型AI『KIBIT』を搭載したアプリケーションです。FRONTEOでは、本アプリケーションを自社のAI創薬事業などに活用するほか、製薬企業や研究機関を中心とするさまざまなクライアントにご提供しています。

 このたびのMorght社における導入は、KIBIT Amanogawaを『良質な睡眠』を切り口とした、生活の中のさまざまな製品やサービスの展開に活用する新たな試みです。

 KIBIT Amanogawaの活用される領域の拡大・多様化に加え、本アプリケーションをきっかけに、医学的エビデンスに基づくユニークかつ高品質なさまざまな製品が開発され、それらを購入される顧客のQOL(生活の質)向上とMorght社のさらなるビジネスの発展に貢献できることを大変嬉しく思っています。」

 

■株式会社Morghtについて URL:https://morght.com/

Morght

Morght(モート)は、「あなたがあなたらしく生きるための、最高の準備を届けつづける。」をミッションに、どこまでも本質を追求するものづくりの会社です。D2C睡眠ブランド「NELL(ネル)」などを展開しています。

 

■株式会社FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/

FRONTEOは、自社開発の特化型AIKIBIT(キビット)」の提供を通じて、日夜、社会課題と向き合う各分野の専門家の判断を支援し、イノベーションの起点を創造しています。当社独自の自然言語処理技術(日米欧特許取得)は、汎用型AIとは異なり、教師データの量およびコンピューティングパワーに依存することなく、高速かつ高精度での解析を可能にします。加えて、解析した情報をマップ化(構造を可視化)する特許技術を活用することで、「KIBIT」が専門家のインサイトにダイレクトに働きかけることができ、近年、KIBITの技術が創薬の仮説生成や標的探索にも生かされています。

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KIBITの独自技術およびアプローチを通じて、「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」理念の実現に向けて、ライフサイエンスAI、リスクマネジメント(ビジネスインテリジェンス・コンプライアンス支援分野経済安全保障分野リーガルテックAI分野)、DXビジネスインテリジェンス・プロフェッショナル支援分野)の各事業で社会実装を推進しています。

 2003年8月創業、2007626日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金資本金899,176千円 (2025年3月31日時点)。

 

※FRONTEO、KIBIT、AmanogawaはFRONTEOの日本および韓国、米国、欧州における商標または登録商標です。

 

 

<報道関係者のお問い合わせ先>

株式会社Morght

広報担当 pr@morght.com

お問い合わせフォーム https://morght.com/contact

 

株式会社FRONTEO

広報担当 pr_contact@fronteo.com 電話:080-4321-6692

ライフサイエンスAI事業本部 https://lifescience.fronteo.com/contact