2015年、FRONTEOは多くのイベントに参加しました。11月にはグロービス「G1経営者会議」の人工知能に関するパネルディスカッションに参加しました。
「G1経営者会議」は、グロービス(代表:堀 義人)が開催する、日本の政官財のリーダーたちが集まり、議論や交流を通じて、世界で戦うための知恵を結集する「日本版ダボス会議」で、2015年11月3日に開催されました。
武田は、分科会のひとつである「人工知能は日本企業の好機となるか」のパネルディスカッションに人工知能のキーパーソンのひとりとして参加しました。参加者は以下のとおりです。
■パネリスト
松尾 豊 氏 東京大学 准教授
森 正弥 氏 楽天株式会社 執行役員 楽天技術研究所 所長
武田 秀樹 株式会社 FRONTEO 執行役員 CTO 行動情報科学研究所 所長
■モデレーター
木村 尚敬 氏 株式会社経営共創基盤 パートナー/取締役マネージングディレクター
パネルディスカッションでは、「人工知能はビジネスをどう変えるのか」という視点から、人工知能の活用と可能性とともに、企業の経営に活かすにはどのような「判断」が必要か、という点で議論が行われました。
武田は、FRONTEOにおける人工知能の活用場面と、活用する前と後での違い、独自開発のアルゴリズムで暗黙知を現実の世界に利用できるFRONTEOの人工知能の特徴について解説した後、実際に利用しているユーザーの反応、視点などを紹介しました。
また、機械学習の得意な領域を説明しつつ、使用者による目標やゴール設定に基づいたディレクションの必要性を指摘、また、企業が人工知能を導入する際には、実際に使いながら考えていくことの重要性と、経営者が人工知能の精度をどのように求めるかのジャッジメントの大切さを説明しました。一方、人工知能を提供者する側には、人工知能の判断の可視化や説明性が重要であることを挙げました。
パネルディスカッションの全内容は、以下のグロービスのウェブサイトで公開されています。ぜひご覧ください。
[GLOBIS知見録] G1経営者会議 「人工知能は日本企業の好機となるか」
http://globis.jp/article/3639

左より、木村氏、森氏、松尾氏、武田
同じカテゴリの記事

【6/5開催ハイブリッドセミナー】発見型論文探索AIで探るがん免疫療法や そのバイオマーカーとしてのエクソソームの可能性

【5/29開催オンラインセミナー】事例で学ぶ!M&Aで本当にあったトラブル―法務部が学ぶべき5つの教訓

【5/22開催オンラインセミナー】 退職者による営業秘密持出事案の 「事前予防」と「有事対応」 <全3回講座:第3回>事前予防ー秘密管理性と漏えい対策ー

【5/16開催オンラインセミナー】 費用ゼロで戦う時代へ:TPFの戦略的活用

【5/15開催ハイブリッドセミナー】更年期障害と脂質プロファイルの関係を 論文探索AIから考える

【4/23開催オンラインセミナー】Drug Discovery AI Factory × PLOM-CON解析が新規標的発見とメカニズム解明を加速化

【4/24開催オンラインセミナー】 退職者による営業秘密持出事案の 「事前予防」と「有事対応」 <全3回講座:第2回>有事対応有事対応ー民事的措置と社内処分ー

【4/15開催オンラインセミナー】元公取審査官によるリニエンシー(課徴金減免)制度の現在地~デジタルフォレンジックの果たす役割と効果的な実務対応~

【4/17開催ハイブリッドセミナー】テーマは多汗症! KIBIT Amanogawaで隙間時間に標的探索&働き方改革