【9/11開催オンラインセミナー】 アイメックRD・FRONTEO共催 「発想はAI、証明はヒトの手に。 〜”眠れる研究シーズ”を呼び覚ます仮説生成と、食品開発の効率を高める戦略的臨床試験〜 」

2025年08月12日配信

食品・健康食品分野の研究開発では、以下のような課題を抱えている企業が増えています。
・新規機能性素材や差別化テーマの探索が難航し、研究テーマが枯渇気味
・学会や論文情報は収集しているが、自社製品に直結する研究テーマに落とし込めない
・競合の類似品や後追い企画に留まり、独自性を打ち出せない
・アイデアの萌芽はあるものの、科学的仮説への昇華や社内承認のための根拠作りに苦戦
この背景には、従来型の情報収集や研究プロセスでは突破できない「実行の壁」があります。

本ウェビナーでは、この課題を打破する新たなR&Dアプローチをご紹介します。
創薬領域で成果を上げてきたAIによる仮説生成と、食品ヒト試験CROによる科学的仮説検証を組み合わせた、次世代の研究開発スキームです。

これにより、漠然とした着想を科学的に検証可能なプロジェクトへと変換し、上層部を説得可能な根拠構築と差別化開発を同時に実現します。

▼第1部:講演(25分)
「既知から未知を発見する研究支援AI「Drug Discovery AI Factory」の食品業界への応用可能性」
多くの製薬企業との共創が進んでいる、『既知から未知を発見する』研究支援AIソリューション「Drug Discovery AI Factory」の概要について、食品や機能性素材のR&D領域への応用可能性を交えて紹介する。論文では未報告である「ハーブとパーキンソン病の関連性」をDDAIFの活用によって発見した実例を取り上げ、「眠れる研究シーズ」を呼び覚ます仮説生成のプロセスを解説する。

第2部:講演(15分)

「AIと専門家が紡ぐ仮説を「製品価値」へ繋ぐ、実践的エビデンス構築プロセス」
専門家とAIの協働が生み出す、論理的で意外性に富んだ「有望な仮説」。それをいかにして、生活者の手に届く「製品価値」へと繋げていくか。本パートでは、生成された仮説を食品研究・開発プロジェクトとして具体化するための「実践的なエビデンス構築プロセス」を、簡潔なケーススタディを交えて解説します。開発初期に直面する「論理の壁(仮説と評価のズレ)」と「実行の壁(実現可能性)」を乗り越え、科学的根拠を確立するための戦略的な試験デザインのアプローチを紹介します。

 ▼第3部:モデレートディスカッション(15分)

お申し込み、セミナーの詳細はこちら: https://rdgroup.seminarone.com/20250911fronteo_imeq/event
 

開催概要

【日時】 2025年9月11日(木) 16:00~17:00

【形式】 オンライン(Zoom Webinars)

【参加条件】
フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。


 
登壇者
 

豊柴 博義株式会社FRONTEO
取締役 / CSO 博士(理学)
豊柴 博義

理学博士(数学)。2000年よりアメリカ国立環境健康科学研究所(NIEHS)において、データ解析による発がんプロセスの研究などに参加。2006年に武田薬品工業に入社し、バイオインフォマティクス分野の研究員、グローバルデータサイエンス研究所・日本サイトバイオインフォマティクスヘッド、サイエンスフェローを歴任。2017年よりFRONTEOに入社し、ライフサイエンスの領域に特化したAIアルゴリズムを開発。現在までに論文探索、創薬支援、認知症診断支援、転倒予測などのさまざまなAIソリューションを製品化。2021年執行役員に就任。2024年より取締役に就任し、CSOとしてライフサイエンスAI事業の更なる成長を目指す。

三浦 徳

株式会社アイメックRD
企画営業部 R&Dデザイン課
マネージャー / 博士(生物資源科学)
三浦 徳

学位取得後、研究機関にて研究プロジェクトの立ち上げ、推進に従事。2021年にアイメックRDに参画。農芸化学を軸とし、生理学、生化学、栄養学、細胞生物学などが複合した学際領域を専門とする。統計学・機械学習・AIに関する技術理解を基盤として、臨床試験デザインや統計解析などの学術・データサイエンス担当として事業推進に関わる。その傍ら、セールス・マーケ部門と協働し、クライアントの戦略立案や意思決定支援などR&Dコンサルティングに関わる幅広い支援領域を担当する。NEDO認定SSAアソシエイトとしてスタートアップ連携・事業開発にも注力している。

 

大澤 裕樹/モデレーター

株式会社アイメックRD
代表取締役社長
大澤 裕樹/モデレーター

株式会社アイメックRD 代表取締役社長
1998年、千葉大学大学院在学中に研究開発分野に特化した人材サービス事業「株式会社RDサポート」を創業。以来、食品・バイオ・ヘルスケア・医薬品・化粧品分野で、1,000社以上の研究開発支援を手がける。
現在は、食品ヒト試験(CRO)事業を展開するアイメックRDの代表も兼任し、「エビデンスをあたりまえの世界にする」をミッションに、臨床・食品ヒト試験と研究職人材の育成・支援を一体的に推進。CRCや管理栄養士の教育・キャリア支援体制を整備し、アカデミアとの協業や企業連携による研究開発・実証支援体制の強化にも取り組んでいる。