上智大学理工学部機能創造理工学科 竹原 昭一郎 教授が担当する講義「つくるⅡ(キャリア形成Ⅱ)」では、受講生が社会に出て企業などの組織の中でより良くキャリアを形成していくための具体的な活動手法を実践的に学ぶことを目指した講座を開催しています。
FRONTEO代表取締役社長 守本 正宏は、10月16日、本年度の講座で「AIについて」と題した講義を行いました。
講義をする代表取締役社長 守本 正宏
本講義で守本は、AI誕生の歴史や、機械学習から最新の生成AIにおよぶ多様な種類、それらの特徴などを、具体例を交えながら紹介しました。AIは果たして人を超える万能のテクノジーなのか、守本自身の考えを自社の取り組みとともに説明し、学生たちは時折深くうなずきながら、興味深そうに聴講していました。
質疑応答では、受講生から「AIは人の心を理解できるようになるか」「AIが介入できる分野は何か」「他社のAIと自社のAIの差別化をどう図っているか」など、AIの今後の可能性や事業に関し、多岐にわたる質問が上がりました。守本は一人ひとりの学生と向き合いながら回答しました。
講義終了後も、学生からは追加の質問が続き、AI事業への関心の高さや積極性が感じられました。
講義終了後も学生から質問を受け、AIに対する関心の高さが伺えた
講義に先立ち、永山 妙子 社外取締役から学生に向けて、今年で20周年の節目を迎えたFRONTEOのこれまでの歩みや社会貢献は、学生の皆さんが将来どのような仕事に就き、何の分野で活躍したいかを考える上で参考になるとのメッセージが伝えられました。今後、学生たちは「AIの進歩によるシンギュラリティはあるのか」「汎用AIは実現するのか」といった議題について考察するグループワークに取り組み、来年1月に最終発表を行います。
FRONTEOは、今後も本講座を通じて、将来を担う学生たちが一層の進化が期待されるAIを正しく理解し、デジタル全盛社会の第一線で活躍するための一助となるよう、支援を継続してまいります。
(右)上智大学理工学部 機能創造理工学科 竹原 昭一郎 教授
(左)株式会社FRONTEO代表取締役社長 守本 正宏
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