FRONTEOでは、警察のサイバー犯罪に関する対策強化を支援するため、不正アクセス、情報漏洩、サイバー攻撃などの「情報技術を悪用した犯罪」への対応、データの取り扱いから管理・報告までの一連のデジタル・フォレンジックによる高度調査解析技術の研修を提供しています。
先日、和歌山県警から派遣されていた警察官が無事一年間の研修を修了し、上席にあたる和歌山県警の方々のご臨席のもと、修了式が執り行われました。
修了証書の授与に先立ちまして、和歌山県警よりFRONTEOへの感謝状が贈られ、研修に対する感謝の意とともに、サイバー犯罪に立ち向かう決意が述べられました。その後、研修を終えた警察官に、FRONTEOの執行役員 技師長の野﨑周作より修了証書が授与されました。
上長から、研修で勉強したことで今後の警察活動に役立ちそうなことについて尋ねられた研修生は「フォレンジックの基礎となる部分をきちんと勉強したことが一番役に立つと思います。表面的なことではなく基礎を丁寧に教えていただいたので、たとえ想定外のことが発生したとしても、自分の頭で何が問題か考えることができ、それが現場での対応力、応用力に繋がると考えます。一口にフォレンジックツールと言っても、FRONTEOと県警では当然使っているものに違いはありますが、基礎のところをきちんと勉強することができたので、そのツールの動作が何を意味しているかきちんと考え、活用することができます。」と答えていました。
修了式の後には、一年間「同僚」として過ごしたFRONTEO社員が研修生を囲んでねぎらいの言葉をかけたり記念撮影をしたりするなど、和やかな空気が漂っていました。今後、活動の場は違ってきますが、ともに研鑽を積んだ者同士、それぞれの場所で活躍していくことでしょう。 同じカテゴリの記事
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