MSAB Officeオプション機能
Micro Systemation(スウェーデン本社)製 日本ローカライズ
①XRY Cloud(クラウド取得機能)
XRY Cloudはクラウドへアクセスし、SNS等のクラウド上のデータを取得できる新しい機能となります。携帯端末の実機がなくてもアカウント情報(ユーザー名・パスワード)を利用して、クラウド上のデータを取得することが可能となります。
また、押収した携帯端末からアプリケーションの「トークンファイル」(※ログイン情報が格納されたファイル)が取得できた場合は、アカウント情報を利用せずとも、クラウド上のデータを取得することができます。
- ※本機能を利用するにはネットワーク環境が必要となります。

対象アプリケーション(2017年4月時点)
- Box
- Create Token
- Dropbox
- Foursquare
- Goolge Takeout
- iCloud
- iCloud Backup
- Microsoft Cloud
- Runkeeper
- SnapChat
- viber
②XRY Camera(カメラ機能)
XRY Cameraは携帯端末の状態や画面の写真を物理的に撮影し、フォレンジックの証拠として保存する機能となります。撮影した写真は、XRY専用の解析ソフト「XAMN Spotlight」で閲覧することができるイメージファイルとして保存されます。この機能により、破損した証拠物の携帯電話やXRYで対応していないアプリケーションのデータ等、XRYのソフトウェアで取得が困難なデータでも写真として証拠の保存をすることができます。
また、写真をデータの種類ごとに保存することが可能なため、簡単に解析することができます。携帯端末の実機から取得したデータと写真データを紐付けることも可能なので、効率の良い捜査を実現します。
付属品として別途USB接続のカメラが納品されます。


③XRY PinPoint(中国製チップセット端末対応機能)
XRY PinPointは、MetiaTek製などの中国製のチップセット搭載携帯端末から、データを物理取得する機能となります。近年、これらの安い携帯端末は増加しており、物理取得によりパスコードの解析や出削除データの復元が可能となります。
付属品として別途ケーブルセットが納品されます。


対象メーカー(2017年3月時点)
- MediaTek
- SpreaadTrum
- Coolsand
- MStar
- Infineon